まず押さえること

注文どおりのコンクリートかを確認し、採取・試験結果と実際の打込み箇所を関連付けます。

なぜ確認するのか

現場に到着したコンクリートの確認は、試験の数値を見るだけではありません。対象車両と納入書、試験した試料、打込み場所の関係がわかって初めて、結果を正しい範囲に結び付けられます。打込みが始まる前に記録の流れを決めておきます。

確認するポイント

  1. 納入書の種類・指定内容が、当日の対象工区の発注条件と一致するか確認する。
  2. 時刻や運搬条件を、適用する仕様と施工計画に照らして確認する。
  3. スランプ等、空気量、温度など必要な試験と判定方法を事前に整理する。
  4. 供試体や試料の識別番号と、車両・ロット・打込み区画の対応を確認する。

場面で考える

確認手順を考えるための想定例

試験に問題がなかったことはわかっても、どの工区の試料なのかが不明なケースです。採取時点で打込み箇所や納入書番号と結び付けておけば、後日の強度確認にもつながります。

迷ったときの進め方

指定との相違や試験結果の疑問があれば、施工計画で定めた連絡先と処置手順に従って確認します。現場の都合で水を足すなど、品質条件を独断で変更しないことが重要です。

記録に残すこと

納入書、試験記録、採取記録、打込み区画図を同じ識別番号で追えるようにします。受入れを見合わせた場合や再確認した場合は、その経緯も残します。

参考資料

国土交通省「公共建築工事標準仕様書」公開版の案内(令和7年版) ↗

確認日:2026年9月6日。確認項目を考えるための参考資料です。本記事の説明や想定例は、資料の引用ではありません。記事内に示す適用版と、リンク先の公開版は区別して確認してください。

本記事は実務学習のための一般的な確認の視点です。個別案件の適否・寸法・検査条件は、適用する設計図書・法令・規準と、担当設計者・工事監理者の確認に基づいて判断してください。

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