EXTERIOR / 01

カーテンウォールの要求性能を確認する

風圧・水密・気密・層間変位への追従性能を、設計条件と照合します。

JASS 14「カーテンウォール工事」を参考に、以下の要求性能と設計条件を確認します。

1.耐風圧性能

要求する性能と、その限界を確認する条件を分けて整理します。

耐風圧性能の確認
確認する項目条件と確認のポイント
PC板の曲げひび割れ風圧による曲げひび割れが発生しない風圧の上限値を確認します。建物高さが高い場合などは、設計者が定める一定幅(通常0.1~0.2mm)以上のひび割れが生じない風圧の上限値を設定する場合もあります。
メタルのシールとたわみメタルカーテンウォールの場合、ウェザーシーリング材(止水性を要求されているシーリング材)が許容変形率をオーバーしない(切れない)風圧力の上限値を確認します。また補修を行う前提として、たわみの目安として、部材のたわみが支点間距離(L)4.0m以下の場合 L/150かつ20mm以上とはならない値、部材のたわみが支点間距離(L)4.0mを超える場合 L/200以上とはならない値を上限値として確認します。
ガラスの破損防止ガラス単体としては、ガラスが割れない風圧力の上限値も併せて確認を行います。

2.水密性能

水密性能の確認
確認する項目条件と確認のポイント
漏水の限界と試験圧力雨を伴う風のもとで、室内に漏水を生じない風圧の上限値(可動部と一般部について)について確認します。JIS A 1414「建築用構成材(パネル)およびその構成部分の性能試験方法」により水密性能を指定する場合は、脈動空気圧の上限圧力および平均圧力を確認します。

3.気密性能

気密性能の確認
確認する項目条件と確認のポイント
空調設計との整合空調設計で仮定した最大通気量の確認を行います。

4.層間変位追従性能とその他の性能

層間変位追従性能とその他の性能の確認
確認する項目条件と確認のポイント
層間変位の二つの限界ウェザーシーリング材が許容変形率を超えず、破断しない層間変位の上限値を確認します。これとは別に、ウェザーシーリング材の破断を許容しても、PC板・ガラスなどの部材が破損せず、ほとんど無補修で継続使用できる層間変位の上限値を確認します。
併せて確認する性能また上記以外にも耐震性能、耐火性能(非耐力外壁としての必要耐火時間)、断熱性能、遮音性能等の確認を行います。
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