EXTERIOR / 07
外装吹付タイルの下地・施工・養生を確認する
下地の含水率、補修、施工時の気温・湿度と塗付け条件を整理します。
1.適用条件と下地の状態を確認する
材料の条件と施工時の確認事項を分け、次の項目を確認します。
適用条件と下地の状態を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 仕様と施工計画 | 外装用吹付タイルは各メーカーがそれぞれ定めた仕様と施工要領によって施工します。下地調整、吹付施工時期・足場等の施工条件を十分検討して、施工計画を立てます。 |
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吹付け前の下地判定| 確認項目 | 条件・確認内容 |
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| 表面含水率 | 下地が降雨や結露等でぬれていると接着力が低下し、後日剥離の原因になるので十分乾燥させます。表面含水率は、高周波容量式水分計で測定し、コンクリート下地は5%以下、モルタル下地は8%以下であることを確認します。 |
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| ALCへの適用 | 複層塗材REは、塗材自体の強度が強く収縮が大きいので、表面強度の小さいALCパネル等への吹付けはしない |
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| 複層塗材REの下地強度 | 複層塗材REを用いる場合は、下地面の引張試験を行い、母材で破断するか又は表面強度が 1.0 N/mm²以上であることを確認します。 |
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| 膜厚・塗布量 | 防水形複層塗材や外壁用塗膜防水材の吹付施工に当っては、メーカー所定の塗布量と吹付け膜厚を確保する(ひび割れ追従性の確保)。 |
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適用条件と下地の状態を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 水切りと足場つなぎ | 窓台・笠木等の勾配のとり方及び水切りを検討し、よごれが壁面に付着しないようにする(防水形は特に汚れやすいので注意)。足場つなぎの補修をあらかじめ計画します。 |
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| トップコート | 環境保全に配慮して、トップコートには水系材料を採用することが望ましい条件です。 |
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2.下地を調整する
打放しコンクリート下地
コンクリート下地の補修| 確認項目 | 条件・確認内容 |
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| 表面の脆弱部 | ワイヤブラシ等で取り除き、必要に応じてセメント系下地調整塗材、又はセメント混和用ポリマー入りセメントペーストを塗布した後、追いかけてセメント混和用ポリマー入りセメントモルタルを用い周囲と平らに仕上げます。 |
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| 角欠け | セメント混和用ポリマー入りセメントモルタルで埋めた後、硬化してからサンダーで平滑にします。 |
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| ひび割れ・コールドジョイント | ひび割れ及びコールドジョイント:幅0.06mm以上のものはUカットし、弾性シーリング材を充塡してから、セメント混和用ポリマー入りセメントモルタルで入念に埋めます。(防水形複層塗材の場合は幅0.2mm以上のもの) |
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| じゃんか | じゃんか(豆板):十分斫り取ってから、セメント混和用ポリマー入りセメントモルタルで充塡します。 |
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| ピンホール | ピンホール (3mm以上):セメント混和用ポリマー入りセメントペーストをよくすり込んで充塡します。 |
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モルタル塗り下地
モルタル塗り下地の確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 浮き・ひび割れの補修 | モルタルの浮きや、ひび割れの全面点検を行ない、不良箇所は補修します。補修方法はアンカーピンニング併用のエポキシ樹脂注入・塗り直し等を行います。 |
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3.養生を計画する
養生を計画するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 乾燥と仕上げ面の養生 | 直射日光や風は吹付け面を急激に乾燥させ、表面にヘアークラックを発生させるのでシート等で養生します。風のあるときはすでに仕上げた面に、なまの吹付材やしぶきがかかって仕上面のつやを失うおそれがあるので注意する(とくに隅部等)。 |
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| 飛散防止と足場点検 | 近隣や、第三者への迷惑防止のため、養生シートはすきまなく張る(この場合、足場つなぎの点検を十分行なう)。 |
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4.吹付施工を確認する
吹付施工を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 施工前の清掃と乾燥 | PC工場で吹付ける場合で複層塗材REはとくに下地の乾燥に注意して、吹き付けます。 施工に先立ち吹付け面のほこりや、サンダーくず等を入念に除去します。吹付け面の乾燥状態を確かめてから吹き付けます。特に補修塗り部分は乾燥不良のまま急施工することがあるので、表面強度や、表面含水率を確認して吹き付けます。 |
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| 気温・湿度と施工の可否 | プライマー塗布後24時間以内に5°C以下、または相対湿度85 %以上になると、十分造膜せず剥離する恐れがあります。そのため、施工中の気温及び施工後24時間以内の予想される気温が5°C以下、または相対湿度85 %以上の場合は、施工を避けます。やむを得ず作業を行うときは、採暖、換気などの養生を行います。 |
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| ノズル位置と工程間隔 | ノズルと吹付け面の距離は一定にし、必ず壁面に直角に正面から吹き付けます。 (足場によってはノズルが極度に傾き、吹付けむらの原因となりやすいので建地は壁面から40cm程度とし、層間養生、落下養生を計画する)。下吹き、中吹き、仕上げ吹きの各工程間の放置時間はメーカーの定めた仕様に準じて施工する(乾燥不良によるふくれ、過度の乾燥によるヘアークラック防止のため)。 |
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| 吹き継ぎとメタリック仕上げ | 吹き継ぎはむらになるので目地から目地まで吹き、隣接部分にしぶきがかからないように養生して吹き付けます。仕上げがメタリックの場合は吹きむらが発生しやすいので注意します。特に現場塗装では十分な風除け養生が必要です。 |
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| シーリングと溶剤の管理 | 誘発目地及びサッシまわり等のシーリングは、吹付け前に充塡します。シール面に吹付ける場合はシーリング材と仕上塗材の適合性を両メーカーに事前に確認します。シンナー等の溶剤類は危険物表示をして、施工および保管(仮置き、運搬とも)期間を通じ厳重に保管します。 |
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| 調合とロット | 塗料材は工場調合とし、同一面は同一ロットとします。 |
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