EXTERIOR / 10
外部シーリングの施工品質を確認する
下地処理から充填・養生まで、目地の種類ごとに整理します。
1.施工体制と施工要領書を確認する
材料の条件と施工時の確認事項を分け、次の項目を確認します。
施工体制と施工要領書を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 施工者と施工範囲 | シール工事は、シーリング管理士および技能士を有した信頼のおける業者を選定して施工してもらいます。ALCパネルおよび押出成形セメント板間のシールは、パネル工事業者の施工範囲とします。 |
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| 施工要領書 | 施工要領書は、施工図作成段階からシール施工業者、関連仕上業者などを含めて検討し作成します。内容としては、シーリング材種・納まり・施工法・養生・検査方法などを箇所別に明記します。 |
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| 接着性試験とプライマー | シーリング材の接着性が悪い被着体(フッ素樹脂塗装アルミ・スチールパネル、溶融亜鉛メッキなど) については事前に接着性試験を行うなどして確認したうえで、適切な下地処理およびプライマーを選定する(特に常乾塗料面へのシーリング材は、プライマーの溶剤による溶解および可塑材の移行により接着不良を起し易いので注意する)。 |
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2.下地処理・充填・養生を確認する
下地処理・充填・養生を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| バックアップ材と断面 | バックアップ材の装填は、深さが一定となるような治具(または検査用具)を用いて行ない、所定のシーリング材の断面が確保できるようにします。目地の深さが小さく、バックアップ材を使用できない場合は、ボンドブレーカーを目地底に張り付けます。 |
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プライマー塗布と充填| 確認項目 | 条件・確認内容 |
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| 充填する時期 | シーリング材の充填は、プライマー塗布後、メーカーの指定するオープンタイムをとって当日中に行います。充填が翌日になる場合は、プライマーを塗り直します。 |
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| 吸い込みの大きい下地 | ALC板や押出成形セメント板などの被着体で、プライマーの吸い込みが著しい場合には、プライマーを2度塗りする(シーリング材メーカーの要領による) |
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下地処理・充填・養生を確認するの確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 打継ぎと寒暑期の施工 | 異種シーリング材の打継ぎおよび工場シールと現場シールの打継ぎの際は、施工順序及びシーリング材の組み合わせに注意します。打継ぎ面はそぎ継ぎとします。酷暑では、シーリング材のスランプが大きくなったり、可使時間が短くなり、厳寒期では、硬化遅延、作業性の低下、結露、降雪による故障が生じる可能性があります。やむを得ない場合は、施工の可否について、シール施工業者および監理者と協議をします。 |
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| 降雨雪・結露・強風 | 降雨雪・結露などが予測される場合や強風等で被着面に塵埃が付着する状態の場合は、施工を避けます。 |
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3.タイル目地
タイル目地の確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| ALC・押出成形セメント板 | ALCや押出成形セメント板間は2面接着のシールのため、バックアップ材を確実に施工します。タイル張りの場合もALCや押出成形セメント板間は2面接着のシールとします。特にALCパネル間のシールは、目地奥まで深く充填して過大な接着面積とすると、ALCに過大な引張荷重が加わってALCがひび割れるので、適正な幅深さ比を守ります。 |
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| タイル間の目地 | タイル張りのタイル間のシールは、下地モルタル有りの場合、誘発目地・構造スリットとも、2面接着のシールとするために、バックアップ材を確実に施工します。 |
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4.金属目地
金属目地の確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 工場シールと現場シール | 金属製サッシのように縦・横の取合うメタルタッチ部には、内面に工場シールを行います。工場シールと現場シールが接触する場合は、接着性を確認してシーリング材を決めます。工場シールには、特記なき場合は2成分形ポリサルファイド系を用います。 |
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| 清掃から養生まで | 金属被着面の錆・油その他の付着物は、一度清掃した後、さらに、きれいなウエス(布)とトルエンなどの溶剤を用いて入念に拭きとります。必要に応じてバフがけ(研磨)した上、マスキングテープを貼り、所定のプライマーを塗布して、オープンタイムを守ってシーリング材を打ち、養生期間を十分に確保します。 |
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5.吹付タイル目地
吹付タイル目地の確認| 確認する項目 | 条件と確認のポイント |
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| 脆弱部の除去と補修 | 下地面の脆弱層・付着したこぼれ・剥離剤等は、ディスクサンダーなどで完全に除去し、下地のコンクリート・PC板・ALCパネル等の欠け・ひびわれ・気泡は、樹脂モルタル・ALC専用プレミックスモルタルなどで、平滑に整形、補修して、十分に乾燥させます。 |
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| 塗装とシールの施工順序 | PC板や押出成形セメント板の工場塗装などで、シールが後施工となり目地を塗装しない場合は、シール脇の面取り部は、トップコート塗りのみとし、シールポケットには2mm程度余分に塗り込みます。シール先行で目地を塗装しない場合は、下記の工程によります。 (リシン吹付けの場合もこれに準じます。) シーリング材充填→硬化→シーリング材面養生テープ張り→吹付け。 |
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| 目地を塗装する場合 | 目地を塗装する場合は、シーリング材と仕上材の相性をメーカーに事前に確認します。 |
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| ダブルシールの施工間隔 | ダブルシール(一次シールと二次シールが両シール間のバックアップ材と接している場合)の施工においては、二次シールの硬化前に一次シールを施工すると、一次シール施工時のヘラ押えにより、バックアップ材を介して、二次シールが変形し、適正なシール断面が確保されない懸念があるため、一次シールの施工は二次シール施工後、6時間以上のオープンタイムを設けます。 |
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